with five senses
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「あ、丁度いいところに。」
得意先の訪問を終えて、卸さんに顔を出したわたし。
珍しい人に呼び止められたな~なんて
のんびり考えている場合ではなかったようです。
「○○○の担当者、誰?」
「△△ですけど、何かあれば伝言をお預かりします。」
「得意先、怒ってるよ。
今年に入って、一回も来てないって。」
○○○の担当者は△△課長。
何も考えずに、事実を述べてしまったことを後悔しても後の祭り。
「あそことの取引量、多いでしょう。
オレが入れてるようなもんだけど、このままだと切られるよ。
前は□□さんが行ってたみたいだけど、どうなってんの?」
□□係長が担当していた先を主に引き継いでいるわたしに
怒りの矛先が向けられるのは当然のこと。
「すみません、△△に伝えておきます。」
頭を下げながら、突然の衝撃に必死に耐えていました。
○○○は、課長から行かなくていいと言われている先。
最高4人の人間が訪問する得意先もあるシステムになっている
うちの会社ですが、1社で何人も来られては困ると
言われる得意先も当然あります。
○○○はそんな得意先の1つで、担当者は1人にしてもらいたいと
言われていて、その1人が課長ということになっています。
稼働履歴を見ると月に1回は課長が
その得意先に訪問していることになっているのですが …
つい先日まで、課長がウソの勤務報告をしているなんて
思いもしませんでした。
もしかしたら … と考え始めたのは4月になってから。
4月から水曜日の午後が訪問不可になった得意先があるのですが
課長の勤務報告では水曜日の午後、面会の履歴が残っているのです。
1軒そういう先に気付いてしまうと、他の得意先についても
少しずつおかしいところが見えてきたりして。
3月までは課長の勤務報告を鵜呑みにしていたわたし。
得意先に対して、
「先日△△から、この件についてご紹介させていただきましたけれども …」
なんて話しはじめることもしばしば。
相手がきょとんとしても、忘れているだけなんだろうと思っていましたが
訪問の事実さえなかったかもしれないのです。
あぅ~
得意先は「何言ってんだ?この新人は。」と思ったに違いありません。
「ん?」と思っても何も言わない人がほとんどなのです。
メーカーとの面会なんて、さっさと終わらせたいと思っているのですから。
自分が感じた疑問を口にしてしまったら、
わたしの相手をしなければならない時間が長くなってしまうので、
「ふん、ふん。」と聞いているだけのことが多いのです。
架空報告されている得意先は決まっていると思うんです。
キャパの少ない先とか、コンタクトが弱い先とか。
時々、係長や他の先輩から
「ここ/そこは△△さんは行ってないと思うから、
何かあったらオレ/係長に聞いて」
と言われることがあります。
でも、はっきりとここは行ってないだろう
ここは行っているとわかる先は少なくて、頭を抱えています。
とりあえず、この件に関しては、
得意先がご立腹で、かつ卸さんにも迷惑をかけそうという状態なので、
月曜日にでもすぐに対応しなければなりません。
でも、わたしから課長に、「訪問してないですよね?」なんて言えません。
所長に相談すれば、課長のウソを告げ口することになるし …
悩んだ挙句、電話をかけた先は係長。
「そやね~、こいちゃんからは言いにくいよね~
ん、わかった。オレから課長には言っとくよ。」
「すみません。ご迷惑をおかけします。」
「○○○のことについては、こいちゃんは全然
気にしなくていいし、心配しなくていいからね。」
まぁ、カラ訪問しているのは課長だけではないんですけどね。
だからこそ、新人のわたしは困るのです。
書類上では複数訪問先となっていても
実際はわたししか行っていない先がいくつかあります。
カラ訪問の記録が残されているなんて思ってもいない所長は
「先輩たちはちゃんと面会してもらえているのに
秋月さんだけ、ずっと面会できていないっていうのは、
訪問時間がマズイんじゃないの? 先輩に確認してる?」
なんて言われてしまいます。
「あぁ、そこ? オレ行ってないからわからんわ。」
という答えが帰って来ているなんて口が裂けても言えません。
得意先の訪問を終えて、卸さんに顔を出したわたし。
珍しい人に呼び止められたな~なんて
のんびり考えている場合ではなかったようです。
「○○○の担当者、誰?」
「△△ですけど、何かあれば伝言をお預かりします。」
「得意先、怒ってるよ。
今年に入って、一回も来てないって。」
○○○の担当者は△△課長。
何も考えずに、事実を述べてしまったことを後悔しても後の祭り。
「あそことの取引量、多いでしょう。
オレが入れてるようなもんだけど、このままだと切られるよ。
前は□□さんが行ってたみたいだけど、どうなってんの?」
□□係長が担当していた先を主に引き継いでいるわたしに
怒りの矛先が向けられるのは当然のこと。
「すみません、△△に伝えておきます。」
頭を下げながら、突然の衝撃に必死に耐えていました。
○○○は、課長から行かなくていいと言われている先。
最高4人の人間が訪問する得意先もあるシステムになっている
うちの会社ですが、1社で何人も来られては困ると
言われる得意先も当然あります。
○○○はそんな得意先の1つで、担当者は1人にしてもらいたいと
言われていて、その1人が課長ということになっています。
稼働履歴を見ると月に1回は課長が
その得意先に訪問していることになっているのですが …
つい先日まで、課長がウソの勤務報告をしているなんて
思いもしませんでした。
もしかしたら … と考え始めたのは4月になってから。
4月から水曜日の午後が訪問不可になった得意先があるのですが
課長の勤務報告では水曜日の午後、面会の履歴が残っているのです。
1軒そういう先に気付いてしまうと、他の得意先についても
少しずつおかしいところが見えてきたりして。
3月までは課長の勤務報告を鵜呑みにしていたわたし。
得意先に対して、
「先日△△から、この件についてご紹介させていただきましたけれども …」
なんて話しはじめることもしばしば。
相手がきょとんとしても、忘れているだけなんだろうと思っていましたが
訪問の事実さえなかったかもしれないのです。
あぅ~
得意先は「何言ってんだ?この新人は。」と思ったに違いありません。
「ん?」と思っても何も言わない人がほとんどなのです。
メーカーとの面会なんて、さっさと終わらせたいと思っているのですから。
自分が感じた疑問を口にしてしまったら、
わたしの相手をしなければならない時間が長くなってしまうので、
「ふん、ふん。」と聞いているだけのことが多いのです。
架空報告されている得意先は決まっていると思うんです。
キャパの少ない先とか、コンタクトが弱い先とか。
時々、係長や他の先輩から
「ここ/そこは△△さんは行ってないと思うから、
何かあったらオレ/係長に聞いて」
と言われることがあります。
でも、はっきりとここは行ってないだろう
ここは行っているとわかる先は少なくて、頭を抱えています。
とりあえず、この件に関しては、
得意先がご立腹で、かつ卸さんにも迷惑をかけそうという状態なので、
月曜日にでもすぐに対応しなければなりません。
でも、わたしから課長に、「訪問してないですよね?」なんて言えません。
所長に相談すれば、課長のウソを告げ口することになるし …
悩んだ挙句、電話をかけた先は係長。
「そやね~、こいちゃんからは言いにくいよね~
ん、わかった。オレから課長には言っとくよ。」
「すみません。ご迷惑をおかけします。」
「○○○のことについては、こいちゃんは全然
気にしなくていいし、心配しなくていいからね。」
まぁ、カラ訪問しているのは課長だけではないんですけどね。
だからこそ、新人のわたしは困るのです。
書類上では複数訪問先となっていても
実際はわたししか行っていない先がいくつかあります。
カラ訪問の記録が残されているなんて思ってもいない所長は
「先輩たちはちゃんと面会してもらえているのに
秋月さんだけ、ずっと面会できていないっていうのは、
訪問時間がマズイんじゃないの? 先輩に確認してる?」
なんて言われてしまいます。
「あぁ、そこ? オレ行ってないからわからんわ。」
という答えが帰って来ているなんて口が裂けても言えません。
♪ 柴田淳
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