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勤務時間中。

「ちょい、来てくれへん?」と物陰に呼び出され …

な、なに? 告白?

いえいえ、違います。そんなわけないじゃないですか~

同期(24・♂)の苦悩を1時間半くらい聞いてました。

彼、沖縄配属の内示が出て、そのことに悩んでました。
沖縄勤務は出世街道と言われているのですが、
出身地(大阪)に出来るだけ近い勤務地を望んでいた彼にとっては
そんなことは何の慰めにもならないようです。

今までの北九州での同行研修も、結構辛かったようです。
研修期間中に、同行を拒否されたこともあったとか。
自分のことに精一杯で全然気付いてあげられませんでした。
今日、彼の口からその話を聞いて、本当に驚きました。
確かに彼は、いつも「辞めたい」と口にしていましたが、
本気で受け止めてあげていなかったんです。
彼はわたしが考えていた以上に、深刻に思いつめていたのかもしれないのに。

加えて、今回の内示。
全く知らない土地で、全く知らない人たちの中で、
初めて責任とノルマを課された営業をはじめることについての不安。
転職を考えるきっかけかな、なんて弱々しい声で言っていました。

かける言葉が見つからなくて、困りました。
彼は、わたしに何を望んでいたのでしょうか。

わたしは、彼が良い思い出はないと言う北九州に配属されることになりました。
ずっとお世話になっていた福岡の営業所ではないとわかったとき、
やはりショックでしたが、北九州オフィスには1週間だけお世話になったことがあります。
全く知らないところではありません。
しかも、そのとき同行させていただいた先輩方には、
とてもあたたかいご指導をいただいています。
そして、同行させていただいた先輩のお一人がこのたび昇格されて
わたしの直属の上司になることがわかっています。
まだまだ配属に関してはわからないことも多いのですが、
これだけわかっているだけでも心強いもの。
彼に比べると随分、恵まれた境遇だと思うと、
なおさら何も言えなくなってしまうのです。

「秋月さんは、やめへんの?」
彼の質問に対する答えはもちろんひとつだけ。
「うん。やめないよ。どこに配属されても、とりあえず3年はね。」
ウソではないのです。本当にそう思っています。
でも … 希望していた福岡ではなかったけれど
北九州だったから、頑張ろうって思えているような気もします。
だって、北九州は政令指定都市だし、広島からも遠くないし。
その気になれば、博多にだって、すぐに出られます。
北九州オフィスにはわたしのことを
好意的に受け入れようとしてくれる先輩方がいらっしゃることも
同行研修のおかげでわかっています。

そんなわたしが彼に何を言っても、無責任に聞こえてイヤなんです。

彼が悩んでいるなら話を聞いてあげたい、と思うけれど
その相手が本当にわたしでよいのか、自信がないんです。

ごめんね、こんなわたしで。

♪ 平井堅

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