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with five senses
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1度クロスした2人の人生は、そこからどんどん離れていくだけ。
もう2度と交わることはないとわかっていても、
こんなに求めてしまうなら、どうしてあの時、
差し伸べられた手を払いのけてしまったのかしら。

張り詰めている糸が切れるとき。
一番に思い浮かべる人がいます。
そう、"例の彼"です。

泣き言を言いたいのも、醜いところを受け止めて欲しいと思うのも彼だけ。

ひょんなことから、インターネット上に彼の記事を見つけました。
語彙力は秀でているのに、発音が苦手だった彼らしいエピソードがそこに。
発音だけはよかったわたしに
「語彙力をつけて、将来は俺専属で通訳/翻訳をしてよ」
なんて言っていた日々を思い出しました。

わたしがいまの仕事を一所懸命やろうと思えるのは
やっぱり彼のおかげ、なのかもしれません。
再会を果たすことはもうないけれど、わたしが日々接する相手は
彼の同業者で、彼と同じ世界に生きる人たちだから。

相手の向こうにいつも彼を見ている。
仕事に必要な専門知識と英語力。
わたしが両方ともを身につけたら、一緒にその先を歩いていく約束をしたことなんて
彼のほうはきっとすっかり忘れていることでしょう。

それでもいいんです。
約束が果たされることがなくても。
わたしはずっと覚えているし、この約束があるからこそ
勉強も頑張れるし、"バカ"がつくほど真面目に振舞うこともできる。
仕事にのぞむときに笑顔をみせることができる。
相手に礼儀正しく丁寧に接することができる。
専門知識と英語力をわたしに求めるのは、彼だけではなくて
わたしのビジネスパートナーになる人のほとんどに言えることだから。

同じ道を歩むことはできないけれど
彼がわたしに及ぼす影響はこんなにも大きい。
こんな人は他にいないから、やっぱり、彼に出会えてよかったと
いまこの瞬間も思うのです。

今日はオフィスの女性営業担当ばかりの夕食会におじゃまさせていただいたのですが
3年後、10年後、わたしは先輩たちのようにキラキラしていられるのかなと
少し不安も感じた一日なのでした。

♪ Mr. Children

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