忍者ブログ
with five senses
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

現実は、小説より奇なり。
新作小話ではありません。
わたしの身の上に起こった事実です。
不倫に片足突っ込んだ内容になっています。
嫌悪感を抱かれる方は、以下、お読みにならないでください。

こんな子で、ごめんなさい。

♪ 尾崎豊


「こいしぃ~ つらいよぉ~
 これから、会いに行っていい?」

電話を切れば、寂しくなる。
わかっているのに、応じてしまう。

会えば、また苦しくなる。
わかっているのに、拒めない。

わたしだって、いつだって
声を聞きたいし、会いたいって思ってるから。

だから、「お願い」「ダメ?」なんて言われたら
「いいよ」って言ってしまう。

だけど、こんな関係をいつまでもずるずると続けていくわけにはいかない。

「また電話していい?」
「ダメ」
「なんで? 俺のことキライ?」
その質問、ズルイ。
問いかけには答えずに、わたしは繰り返した。
「… ダメなの」
「じゃ、できるだけ我慢する。我慢できなくなったら、かけていい?」
「わたしじゃなきゃ、ダメ? 他の人は?」
「他の人? 元ヨメのこと言ってるの? あんなの話にならない。
 こいじゃなくていいなら、最初から他の人にかけてる。
 こいじゃなきゃダメだから、電話するんでしょ。」 
「でも、復縁するんでしょ?」
「ん~ … こいたん、今日イジワルじゃない?
 ヨメのことを好きで復縁するんじゃない。
 子どもの為だけど、それも、どうでもよくなってきた。
 仕事も何もかも、どうでもいい。
 こいと一緒にいる時だけだよ、本当にゆっくりできるの。」
「子どもさんのことだけは、どうでもよくなっちゃダメでしょ。」
「ねぇ、こいじゃなきゃダメなの。ね、電話するから、とって。」
「ダ~メ」
これ以上、言い合いをしていたら、泣き出しそうだった。
「ねぇ、本気で言ってるの?」
「うん」
「こいは、それでいいの?」
「うん」
寂しそうな顔をしたり、すねてみたり、膨れっ面になったりするこの人は、
本当に、2児の父で、8歳上なんだろうか。
でも、そんな人だから、わたしは好きになってしまったのかもしれない。

「本当に?」
「考えたことないでしょ? 電話を切った後、貴方が帰った後、
 わたしがどんな気持ちでいるか。」
絶対に言っちゃいけないことだった。ついに、言ってしまった。
「… しばらく我慢する。でも、我慢できなくなったら、電話する。
 気が向いたら、とって。
 こいが出てくれなかったら … 諦めるから。」
そう言い残して、彼は帰っていった。

彼から電話がかかってきたら …
わたしはきっと、応じてしまうだろう。

"何もかも許された恋じゃない"とわかってるのに、
どうして、わたしは振り切って前に進むことが出来ないのだろう。

拍手[0回]

PR
→ Comment
name title
url mail
comment                                  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
color pass
→ Trackback
TrackbackURL
893  892  891  890  889  888  886  885  884  883  882 
gremz
Calender
08 2026/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
I've got a message!
(10/27)
贈る詩(返信済)
(04/24)
無題(返信済)
(04/23)
不思議ね(返信済)
(04/17)
女っぷり(返信済)
(04/17)
Search
Ranking
ブログランキング・にほんブログ村へ
Administration
Admin / Write
忍者ブログ [PR]